新宿区の子育て世帯向け家賃助成制度

2017年8月19日土曜日

住宅助成 新宿区 倍率

こんにちは。

都営住宅への入居が決まる前、私たちは新宿区の賃貸マンションに住んでいました。
そしてこのタイミングで都営住宅が決まらなければ、何れにしても親子3人でこれまでの部屋に住み続けるのはスペース的に厳しいと考えていました。

新宿区の郊外は通勤至便で暮らしやすい街でした。
なので都営住宅応募と並行して、あまり居住エリアを変えずに今より広い、安い物件に引越したいといろいろ探していました。

しかしそんな都合の良い部屋があるはずもなく。

都営住宅の申込書をもらいに行った役所の出張所で、新宿区住まいのガイド、みたいな冊子をもらいました。
そこには、区で行なっている住宅支援制度がまとめられていました。

新宿の迷宮を歩く: 300年の歴史探検

新宿区の住宅助成制度の中で、都営住宅が当たらず、近隣へ引っ越すのであれば申し込みたいと思っていたのが、この「子育てファミリー世帯居住支援(転入転居助成)」です。※平成30年5月に終了、次世代育成居住支援制度が始まったようです※

「転居助成 区内の民間賃貸住宅に居住する義務教育修了前の子を扶養する世帯が、子の成長や出生に伴い、区内の一定面積以上の民間賃貸住宅に住み替える場合に、家賃の差額及び引越し費用を助成します。」

これ、めちゃめちゃ良くないですか?

助成期間は2年間ですが更新制度もあるようですし。
家賃が上がった分と引越し代が補助対象なので、もろもろ条件に合えば、これまでの家賃で今までより広いお部屋に引越しできるんです。

対象となる世帯年収も都営住宅の条件より緩いというかそこそこきちんと収入を得ている人たちを対象としているので、多くの子育て世帯が応募可能です。
30世帯限定なのでそこそこの倍率かも知れませんが、都営住宅は倍率3桁当たり前なのでそれよりはマシかも知れません。

もう一つ「民間賃貸住宅家賃助成」という制度。

こちらは区内に住む子育て世帯なら家賃補助が月3万円で5年間という制度。
そしてなんと、倍率は一桁ですよ!
毎年10月募集なので5月募集の都営住宅に当たらなければこちらも応募する気まんまんでした。

新宿区のほかで調べた事はありませんが、おそらく他の自治体でも類似した制度があるのではないでしょうか。

都営住宅になかなか当たらない方は、目先を変えて他の制度を探してみると、意外にぴったりのものが見つかるかも知れませんよ。