団地に住むか、中古マンション買うか問題

2019年10月8日火曜日

2DK 家族のはなし 家賃 都営住宅


こんにちは。
子供が産まれて、狭い部屋にみしみしと暮らしていた頃、私達もマンション購入を検討していました。

その街で2DK以上の間取りの賃貸に暮らすには、家賃が10万円くらい。
その10万円を子供が大人になるまで20年払うなら、2400万円のマンション買えるんじゃないか?
と考えたんですね。
ざっくりしてますね。

ポストに投げ込まれているチラシを見ると、近所の新築一戸建ては6〜8000万円くらいの相場。
新築マンションも5〜6000万円くらい。

でも、中古マンションなら3000万円以下のものも結構あります。
で、実際にいくつか内見してみました。

そうすると、そのまま住めそうな物件はあんまりなく。
不動産営業さんに「この内装直すとしたらいくらくらいかかるんでしょう」と聞いてみました。
すると、最低限のかつかつ改装プランで500万円くらい、もう少し手を加えるなら1000万円くらいとのこと。
きれいに改装済みのものは築40年以上だったりして、将来の改修コスト怖いなぁ、そもそもその頃住める状態なのかなど不安になります。

とはいえ、こみこみ3000万円なら25年分の家賃と変わらないよね。

と思っていたら、頭金以外にも初期費用はいろいろかかるんですね。
いやー知りませんでした。
将来を考えたら毎月の修繕積立金も結構な額必要ですし。

などなど。
現実を知り、じゃあ20年と言わず35年ローン組むか?と自分に問うも、35年後の私たちもう高齢者ですよ。
ローンに月10万円なんて怖い怖い。

私、将来に対して悲観的に考えるたちなので、中古マンション購入にあんまり幸せなイメージが持てませんでした。


さて、今は当時住んでいた街に比べると郊外で、便利な街という訳でもありませんが、希望の間取り、築浅、家賃も安い団地に住んでいます。
頭金に使おうかなと考えていたお金は、子供の学資保険に一括で入れました。
これで将来万が一困窮しても大学には行かせてあげられる。

終の住処はないけど実家もあるし、将来売るに売れない老朽マンションでローンを抱えて暮らす事を考えると、それよりは気楽ですね。

子供が産まれた時って、急に将来のプランを考え始めて思い切った大きな決断をしがちですが、我が家に関しては思い切ってローンを組む選択をしなくて本当に良かったなと思っています。