都営住宅と桜の木

2019年3月26日火曜日

環境 都営住宅

こんにちは〜。
春らしい日が続いていますね。

都営住宅もいろいろありますが、近隣にお花見スポットがある団地というのは多いのではないでしょうか。
何しろ団地は川沿いの低地に建てられることが多く、都内の川沿いにはなぜか桜が植えられることが多いからです。

古くからある団地の周辺は、やはり同時期に整備されていることも多いので、そうした場所に植えられた桜も立派な古木が多いと思います。

しかし、桜の木は虫がつきやすく短命なことも特徴。
だいたい50年もすればかなり痛んできます。
これって、団地の建て替え時期と重なりますよね。

と言うことで、古い団地の建て替えも進んできた昨今、あわせて痛んだ桜に手が入るということもあるでしょう。
建て替えられた団地の周辺には、同時期に植え替えられたひょろひょろの街路樹が植えられていたりします。

もしもあなたが古い団地の周りでお花見を楽しんでいるのであれば、その光景はこの10年の間に変わってしまうかも知れません。

団地の建て替えは、古びた景観を改善し若い新住民を呼び込むので、地域を活性化させる一方、給水塔や桜の木のような地域にとって象徴的なものを失うきっかけにもなるんだなと思います。